コラム
2025/03/14
環境配慮×成形性!プラスチックが選ばれる理由

目次
HP担当者
近年、環境意識の高まりとともに、バイオマス素材、リサイクル金属、天然繊維、さらには木材や紙など、さまざまな環境配慮型の素材が注目されています。
今回は、その中でも環境に配慮した「プラスチック」に焦点を当て、その成形性(加工のしやすさ)という視点から、メリットを詳しく解説します!
プラスチックはいろ~んな形に成形できるから、そこが強みレジ!
活用例を紹介しながら、担当者がとっても分かりやすく解説するレジから、
最後までぜひチェックしてほしいレジ!
コバレジくん
HP担当者
コバレジくんからの圧がすごい…。
分かりやすくお伝えできるよう、頑張ります!!!!!
環境配慮型プラスチックとは?
環境配慮型プラスチックとは、従来の石油100%由来のプラスチックと比べ、バイオマスを原料とすることで環境負荷を低減したものや、リサイクルや再利用をしやすくする工夫(単一素材のみを使用するモノマテリアル設計など)が施されたものを指します。
主な種類として、以下の3つが挙げられます。
✅ 生分解性プラスチック(土壌・海洋で微生物により分解されるプラスチック)
✅ 再生プラスチック(使用済みプラスチックをリサイクルして再利用)
✅ バイオマスプラスチック(植物・生物由来の原料を使用)

HP担当者
バイオマスプラスチックには、主に以下の2つのタイプがあります!
① バイオマス素材とプラスチックを混ぜるタイプ
② 化学的に変性させてつくるタイプ
ちなみに、コバヤシが開発・販売しているバイオマス配合プラスチック「ReseamST®」は、バイオマスプラスチックの「①バイオマス素材とプラスチックを混ぜるタイプ」に当てはまるレジ!
バイオマス素材であるとうもろこしでんぷんを配合することで、石油資源の節約に貢献しているレジよ~!
コバレジくん
プラスチックの原料である石油は限りある資源です。
従来と同じサイクルで生産と廃棄を繰り返せば、いずれ石油資源は枯渇してしまう可能性があります。
そのため、資源を有効活用し、環境負荷を減らすことがますます重要視されているのです。
高い成形性がもたらすメリット
プラスチックは、熱や圧力を加えることで複雑な形状を高精度に再現できるのが大きな特長です。
ものづくりの現場で、この高い「成形性」がもたらすメリットとして以下の3つが挙げられます。
✅ 生産効率が高く、大量生産しやすい
✅ 一体成形で強度UP&組み立て簡略化
✅ デザインと機能を両立できる
1. 生産効率が高く、大量生産しやすい
金属加工やパルプモールドに比べ、短時間で大量生産が可能です。また、材料ロスが少ないことも生産効率の高さにつながります。
HP担当者
製品1つをつくるのにかける時間が短いほど、製造時のエネルギー消費量が少ない(=省エネで製造)と考えることもできます!
2. 一体成形で強度UP&組み立て簡略化
プラスチックは、一体成形で複雑な構造を作れるため、部品の組み立てやネジ・接着剤の使用を減らせるというメリットがあります。
これにより、製品の強度向上やコスト削減につながります。
部品の組み立てや後加工が減ると、製造時のエネルギー消費を抑える=製造コストの削減につながるレジよ~!
コバレジくん
3. デザインと機能を両立できる
プラスチックは、複雑な形状や凹凸・細かいディテールなどを再現できる素材です。
HP担当者
デザインの自由度と可能性を制限しない点は、ものづくりにおいて大きなメリットですよね!
高い成形性が環境配慮に貢献している事例
私たちの身の回りには、プラスチックの成形性を活かして、環境配慮へ貢献している製品がたくさんあります。ここからは、日常生活の中でよく見かける具体的な活用事例をご紹介します!

📌 実例:パンのフィルム包装
プラスチックの高い成形性によって、薄く軽量な食品パッケージが実現でき、資源の節約や輸送時のCO₂排出量削減につながっています。さらに、少ない材料で作れるため、資源の節約にもつながります。

📌 実例:流線形の家電デザイン
一体成形で滑らかな曲面や複雑な形状を再現することで、部品点数や組立工程を削減でき、生産効率の向上につながっています。また、製品製造時のエネルギー消費量を減らすこともできます。
プラスチックの「成形性」が高いおかげで、複雑で繊細な製品を作れるんだレジ!
しかも、これらを運ぶためのエネルギー消費も抑えられるってことレジよね~!
コバレジくん
HP担当者
ここ最近、運送費も高騰してきていますからね…。
特に包装資材については、商品がきれいに見えるのはもちろん、いかにコンパクトに納められるかも大事ですね!
環境にもお財布にも優しいレジ!
コバレジくん
まとめ
環境配慮型プラスチックは、従来の石油由来プラスチックに比べ、バイオマスを原料としたものや、リサイクルしやすいモノマテリアル設計を採用したものなど、環境負荷を抑える工夫が施されています。
✅プラスチックは成形性が高く、大量生産がしやすい、強度向上と組み立て簡略化、デザインと機能の両立などのメリットがあります
✅成形性を活かした環境配慮の事例として、パンのフィルム包装による資源節約やCO₂排出量削減、家電デザインの一体成形による部品削減とエネルギー消費抑制などが挙げられます
HP担当者
今回は、プラスチックの「様々な形状に成形できる」という特性に焦点を当て、その魅力と環境配慮への貢献についてご紹介しました。
プラスチックの柔軟な成形力は、デザインの自由度を広げるだけでなく、製造工程の効率化やエネルギー消費量の削減などといった側面でも発揮されています!
これからも、技術の発展とともに環境配慮型プラスチックが広まっていくことを期待しているレジ!
ぜひ、みなさんの日常の中で環境配慮型プラスチックを見かけたら、その役割と魅力を感じてみてくださいレジ~!
コバレジくん
ついでに!お役立ち情報
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