コラム
2023/06/28
展示会終了!自社開発バイオマス素材、Reseamを用いたノベルティについて解説
目次
バイオマスチームHP担当です。
梅雨の時期ですね。髪の毛が湿気でモサモサしています。
先日の展示会で配布したReseam(レジーム)素材のノベルティについて一部解説します。
出展を終えて…
2021年の第1回開催から出展している関西サスマ(サステナブルマテリアル展)ですが、第3回の今年も無事に会期を終えることができました。ブースにお立ち寄りいただいた皆様、誠にありがとうございました。
以前は、サスマに来場される方の多くは情報収集がメインといった雰囲気でした。しかし、回を重ねるにつれ、具体的な製品や包材をサステナブル素材へ代替することを目的に来場される方が業界を問わず増えてきている印象です。
会期中にお渡ししたノベルティについて
ブースでは巨大なガチャガチャを設置し、カプセルの色に応じて当社の素材や技術に関連するノベルティをお渡ししておりました。その中でも、くつべら・ゴルフティーの2アイテムは、とうもろこし澱粉配合のReseam(レジーム)素材でした!
くつべら:バイオマス配合50% ReseamSTシートから、真空成形という成形方法で作成。
ゴルフティー:バイオマス配合30% ReseamSTペレットから、射出成形という成形方法で作成。
くつべらは少しやわらかさがあるものの問題なく使用でき、カバンに忍ばせて携帯できるサイズ感がとても好評でした。チーム内にも普段から使っているメンバーがおります。
Reseam(レジーム)素材へのバイオマスマーク表示
当社のReseam素材は、日本有機資源協会よりバイオマスマークの認証を取得しています。そのため、今回ノベルティのくつべらのようにReseam素材でつくられた製品へのマーク刻印・印刷が可能です。
一般社団法人 日本有機資源協会 公式HP【バイオマスマーク】▶
バイオマスマークは、その認証を受けている素材を用いた製品そのものへの表示が必須とされている訳ではないため、①ゴルフティーのように小さな製品の場合はパッケージに印刷で表示したり、②そもそも表示しなかったりすることがあります。
ここで注意が必要なのが、上記①の場合。
「そのもの」への表示ではない場合、バイオマスマークの下部に「使用部位:ゴルフティー本体」のように、バイオマス素材を使っている部位を明確に記載する必要があります。
今回ノベルティとして配布したゴルフティーは無地透明の袋に入れていたため、バイオマス素材かどうかは言われてみないとわからない見た目…でした。
しかし、バイオマス素材を導入する際は、その製品を購入・使用する方へのアピールにもなりますので、是非どこかにマークを表示することをおすすめします!
バイオマスマーク表示規定は他にもございます。
Reseam素材を導入いただく際は、どのようにマーク表示すればよいか?をはじめとし、当社が全面的にサポートいたします。
バイオマスマークについては、別記事でまた詳しく書きたいと思います。
Reseam(レジーム)素材の色
くつべら:ナチュラル色
ゴルフティー:白色マスターバッチで着色
着色していないナチュラル色のReseam素材は、くつべらのように少しクリーム色っぽくなります。これはバイオマス材料として配合しているとうもろこし澱粉によるものです。
このクリーム色は「バイオマスらしい風合い」として捉えていただけることが多いですが、ゴルフティーのように、通常のプラスチックと同様に着色用マスターバッチを混ぜることで、ある程度の白さを表現することもできます。
関西展に続き、10月には幕張メッセでも
サステナブルマテリアル展、今回はインテックス大阪での開催でしたが、10月には幕張メッセでも開催されます。
幕張メッセではさらにブース規模を拡大し、当社のすべての事業部が展示を行う予定です。
プロジェクトメンバーが集い、ブースレイアウトなど本格的な準備がスタートしました。
開催時期が近付きましたら、こちらで改めてお知らせできればと思います!